「御所人形の世界」展

大阪歴史博物館

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大阪歴史博物館では、平成26年2月5日(水)から3月10日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「御所人形の世界」を開催します。江戸時代に京都でつくられ始めた御所人形は、もともと稚子(ちし)にふりかかる穢(けが)れや禍(わざわい)を代わりに受ける「形代(かたしろ)」として大切にされてきました。桐材などを彫刻して胡粉(ごふん)を塗り、磨き上げた白い肌が特徴です。御所人形という呼称は人形愛好家・西沢笛畝(てきほ)らが中心となって明治時代の終わりに統一されたもので、もとは宮中からの下賜品とされたことから「お土産人形」、その肌の白さから「白菊」「白肉(しらじし)」、その体形から「頭大(ずだい)」「三つ割り」などと呼ばれたほか、関西では大阪の伊豆蔵という人形店が多く取り扱ったため「いずくら人形」としても親しまれました。今回の展示では、当館が所蔵する御所人形や絵画資料などを通して、大阪でも愛された御所人形の世界を紹介します。なお関連展示として、1月29日(水)から3月17日(月)まで、常設展示場9階・中世近世フロア「まちの生活コーナー」において、雛人形および関連作品を展示します。

[関連イベント]
展示解説
日時: 2月11日(火・祝) 14:00〜(30分程度)
会場: 大阪歴史博物館8F 特集展示室内
解説: 中野朋子(当館学芸員)
参加費: 無料(ただし入場には常設展示観覧券が必要)

「浪花百景貝合わせであそぼう!」
日時: 2月23日(日)、3月9日(日) 10:00~16:30
会場: 大阪歴史博物館9F ハンズオンコーナー
参加費: 無料(ただし入場には常設展示観覧券が必要)

メディア

スケジュール

2014年02月05日 9:30 ~ 2014年03月10日 17:00
金曜日は20:00まで、毎週火曜日休館(ただし2月11日は開館、2月12日は休館)

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