「チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより」展

京都国立近代美術館

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絵本、人形劇、アニメーションなどの分野でよく知られるチェコは、映画ポスターのデザインでも数々の名作を生んできました。それまでの社会主義リアリズムから脱却した1960年代には、カレル・タイスィク、ミラン・グリガル、ズデニェク・ズィーグレルに代表される新世代のグラフィック・アーティストが台頭し、映画作品のエッセンスを巧みに引き出しながら、時に映画を大胆に異化するその創意によって、映画ポスターというジャンルに独自の表現を打ち立てました。この展覧会では、東京国立近代美術館フィルムセンターと京都国立近代美術館の共催により、プラハの映画ポスター専門ギャラリー〈テリー・ポスター〉が所蔵する、チェコスロヴァキア時代の1950年代後半から1980年代までに制作された映画ポスター82点を紹介します。1960年代に〈チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグ〉と称されたチェコスロヴァキア映画のほか、ヨーロッパ各国の作品やアメリカ映画、さらには日本映画のポスターにも注目し、映画とグラフィックの出会いから生まれる緊張感と優美さ、そしてユーモアを呈示します。

一般 430円、大学生 130円

【関連イベント】
講演会「社会主義時代におけるチェコ芸術」
日時: 4月6日(日) 午後2時 - 3時30分
会場: 京都国立近代美術館1階講堂
登壇者: 阿部賢一氏(立教大学准教授)
定員: 100名(聴講無料、当日午前11時から受付にて整理券を配布します)

・「チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグの時代」
日時: 4月26日(土) 午後5時 - 6時30分
会場: 京都国立近代美術館1階講堂
登壇者: ペトル・ホリー氏(チェコセンター前所長/チェコ蔵代表)
定員: 100名 (聴講無料、当日午後1時30分から講堂入口にて整理券を配布します)

MoMAK Films 2014 [チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグ特集]
会期中、本展の出品作品に関連した映画の特集上映を実施します。
日時: 4月26日(土)『マルケータ・ラザロヴァー』
   4月27日(日)『抵抗のプラハ』『受難のジョーク』
会場: 京都国立近代美術館1階講堂
定員: 100名
料金: 1プログラム500円
※詳細は、公式ホームページにて追ってご案内いたします。

[[画像]: 『やさしい女』映画: 1969年/フランス/ロベール・ブレッソン監督 ポスター: 1970年/オルガ・ポラーチコヴァー=ヴィレチャロヴァー]

メディア

スケジュール

2014年03月21日 9:30 ~ 2014年05月11日 17:00
※会期中の金曜日は午後8時まで開館 (いずれも入館は閉館の30分前まで) 休館日 毎週月曜日 ※ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館

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「チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより」展

映画ポスターにみる歴史と時間、そして批評のあり方

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