「生誕110年記念 布で描いたアプリケ芸術 宮脇綾子の世界」展
美術館「えき」KYOTO
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アプリケ作家宮脇綾子は、身近にある魚や野菜、草花などをモデルに詩情あふれる作品を作り続けたユニークな作家です。戦争が終わった時「空いた時間を使って何か自分の仕事をしてみたい」と思い立ったのが、身近にあった古裂(ふるぎれ)を素材にしたアプリケでした。その作品は、布の素材をうまく生かし、一枚の静物画のように立体感があり、ユーモアにあふれ、温かさに満ち、時代を超えたデザイン性に優れ、躍動感にあふれています。その手作業から紡ぎだされた作品は、まさに絵の具を布に置き換えた「布で描いたアプリケ芸術」といえます。本展は、「自然への愛」「人間・家族への愛」をテーマに、初期から代表作そして未発表の作品合わせて約100点紹介します。家庭を守りながら日常生活によせる愛情を創作のエネルギーとして生きた宮脇綾子の世界を堪能できる展示です。
メディア
スケジュール
2015年05月21日 10:00 ~ 2015年06月14日 20:00
6月1日(月)、6月2日(火)、6月8日(月)、6月9日(火)は10:00-19:30開館、他日程は10:00-20:00開館