「大坂出土の貿易陶磁」展

大阪歴史博物館

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近世の大坂は、豊臣秀吉が城下町を整備し商業や加工業の保護・育成に努めたことにより、世界的にも消費・生産・流通の大都市として発展を遂げました。大坂の人々は経済的豊かさを背景に文化・芸術を生み出し、より美しいもの、より質の良いものを求めるようになります。旺盛な消費活動はいわゆる鎖国制度のもとでも発揮され、海外からさまざまな品物を輸入し、手に入れました。陶磁器もそのひとつです。今回の展示では、これまで大阪文化財研究所が大阪市内で行った発掘調査のうち、おもに豊臣期から徳川期にかけて(16世紀末から19世紀中ごろ)、大坂城下町跡や大坂城跡で見つかった外国産の陶磁器を展示しています。貿易陶磁と呼ばれるこれらは、舶来の高級食器である一方、貿易品を運ぶための容器でもありました。貿易陶磁から大坂とさまざまな国や地域とのかかわりを紹介しています。

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学芸員による展示解説
日時: 1月16日(土)、1月30日(土)、2月13日(土)いずれも14:00-14:30
講師: 松本百合子(大阪歴史博物館学芸員)
会場: 大阪歴史博物館 8階 特集展示室
参加費: 無料(要観覧券)

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スケジュール

2016年01月06日 9:30 ~ 2016年02月15日 17:00

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