樂雅臣展

美術館「えき」KYOTO

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利休と長次郎の出会いから始まり、茶の湯の歴史とともに茶碗師として450年以上にわたる時を重ねてきた京都･樂家。その樂家第15代樂吉左衞門の次男として生を受けたのが彫刻家･樂雅臣です。受け継がれる伝統とともに新たな躍進を続ける樂家の精神の元に生まれ、独自の感性で黒御影石(アフリカ産ジンバブエブラック)を用いた抽象的な作品を発表し続ける注目の作家です。本展では、過去の作品、新作を一堂に展示。初めて大理石を用いた作品も発表されます。石が持つ優雅さは、彫刻されることにより今までにない世界観が広がります。樂雅臣が彫刻する上での考え方、「石の中に表現を、表現と共に自然を。」という言葉どおり、決して支配する事なく生み出された作品約25点の神秘な世界が展開されます。