「都市大阪の起源をさぐる 難波宮前夜の王権と都市」展

大阪歴史博物館

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谷より出土した須恵器・土師器(難波宮下層遺跡 6~7世紀)

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645年に難波遷都が行われた大阪の上町台地北部は、これよりもさらに古い時代から政治・外交の拠点が置かれていたことが『日本書紀』に記されています。考古学の発掘成果から、5世紀に倭王権の拠点として国内最大級の倉庫群が設けられ、6世紀から7世紀にかけて、大型建物群・倉庫群からなる中枢部を取り囲んで、ガラス製品や鉄製品などの先端技術を駆使した手工業生産の場が拡がっていたことが明らかにされてきました。これらのことから、上町台地北部において、人やモノが行き交う都市的な状況が、難波宮以前に生まれていたと考えられています。
本展覧会では、上町台地の地形・自然環境を復元したベースマップに、これまでの発掘成果を重ねて難波宮前夜の様子を明らかにすることで、上町台地北部が倭王権の拠点として発展してきた過程を示し、大阪における都市の始まりに迫ります。

[関連イベント]
1. プレイベント 館長講演会「難波屯倉(なにわのみやけ)と古代王権-難波長柄豊碕宮の前夜-」
講師: 栄原永遠男(大阪歴史博物館館長)
日時: 6月25日(土) 14:00~15:30(受付: 13:30)
会場: 大阪歴史博物館4階講堂
定員: 250名(当日先着順)
参加費: 200円
参加方法: 直接会場へお越しください

2. 講演会
①「古墳時代中期のものづくりと王権」
講師: 杉本厚典(大阪歴史博物館学芸員)

②「難波屯倉と上町台地北部における都市の形成」
講師:南秀雄(大阪市博物館協会大阪文化財研究所所長)

日時: 7月30日(土)、13:00~15:30(受付: 12:30~)
会場: 大阪歴史博物館4階講堂
定員: 250名(当日先着順)
参加費:200 円
参加方法: 直接会場へお越しください

3. 展示解説
日時: 7月23日(土)、8月7日(日)、8月27日(土) 14:00~15:00
会場: 大阪歴史博物館6階特別展示室
参加費: 無料(常設展入場券が必要)
参加方法: 直接会場へお越しください

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スケジュール

2016年07月16日 9:30 ~ 2016年08月29日 17:00

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