魔法の美術館〜光と影のファンタジー〜

「見て」「触って」「楽しめる」!光の現代アート。

poster for Art in Wonderland - Magical Museum: The Fantasy of Light and Shadow.

「Art in Wonderland - 魔法の美術館 光と影のファンタジー - 」

滋賀県エリアにある
佐川美術館にて
このイベントは終了しました。 - (2014-11-01 - 2015-01-12)

In トップ記事 フォトレポート by Chiaki Ogura 2014-12-19

滋賀県守山市にある佐川美術館では、現在過去に何度も全国で巡回をしている現代アートの展覧会を開催しています。光をモチーフに据えて、アナログからデジタルまで様々な手法を用いた作品、全14作品が集結。参加アーティストもメディアアーティストとして名を連ねている方ばかり。最新デジタル技術を利用した現代アートを、感覚的にわかりやすく楽しめる絶好の機会。子供も一緒に楽しめるラインナップとなっています。

デジタルサイネージアワード2014のゴールド賞の受賞など、様々な受賞歴のある坪倉輝明さん。《七色小道》は、一見普通の通路の上を歩くと、様々な色・光や愉快な音が溢れだします。赤外線カメラが人の動きを感知し、コンピュータープログラムが作動するという技術が駆使されています。

《がそのもり》は自分で物語を追いかけて探す、楽しみと喜びがある作品。真白い本を手に取り、表紙を開くと、最小限の画素数でつくられたアニメーションが映し出されます。赤ずきんやガリバー旅行記、うらしま太郎など、世界中の童話が元気一杯に動き出します。様々な物語が同時進行で進むこの《がそのもり》の世界で、お好みの物語を探してみてください。

宇宙芸術をテーマに作品を展開し続けている、森脇裕之さん。《echo》では、宇宙をイメージした円盤をぐるぐる回すと、回す方向に合わせて流れる向きや早さが変化。光が流れ星のように、円盤の中を飛び交います。円筒形の作品《センスピラー》は、センサーに手をかざすと、その信号が周囲に連鎖的に伝わって音とともに光のウェーブが広がります。

取材中に、子供達が大喜びしていた作品《Immersive Shadow》。鑑賞者が影で映し出され、その影で映像化されたカラフルなボールを突くと、ボールがはねるという動きのある楽しい映像インスタレーション作品です。

ISSEY MIYAKEのショールームに展示された経歴のある、小松宏誠さんの「羽根」をテーマとした作品。白い羽根だけでつくられた幻想的な風見鶏やガチョウの羽で出来たシャンデリアは影と融合し、思わず美しいの一言。また《Secret Garden》は、風を受けて浮遊し回転。その姿はしなやかで、まるで生き物のようです。

《Time Scanner》は、普段目では見る事のできない時間を可視化します。ライブカメラで撮影された映像の中央部分をスキャニングすることで、自分の体を使ったオリジナルのアート作品をつくることができます。

インタラクティブ演出などを手がける、真鍋大度さんの愉快な作品。「happy halloween!」と題するその作品は、モニター画面にリアルタイムに映し出された顔が、お化けや動物などに”らくがき”されます。顔を手で隠すとまた別の顔に変化・・まるでハロウィンの仮装のようです。

「現代アートは難しくありません。子供たちにアートを感覚的に楽しんでもらう中で、美術との距離を縮めてほしいんです」と学芸員の井上さん。その想いが伝わる貴重な展覧会になりそうです。

12月24・25日は、佐川美術館からのクリスマスプレゼント!入館料無料に。佐川美術館の建築美も合わせて楽しみながら、二度美味しい美術館巡りをしてみてはいかがでしょうか。

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【概要】
魔法の美術館〜光と影のファンタジー〜
期間:2014年11月1日- 2015年1月12日
会場:佐川美術館
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/
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Chiaki Ogura

Chiaki Ogura . 岡山県出身。広告代理店・広報部にて勤め、現在はフリーライター・フォトグラファーとして活動中。ジャンルは幅広く、雑誌やWEB媒体などで執筆。ベンシャーンやアンディ・ウォーホルに感銘を受け、アートの世界に。ギャラリーや美術館の空間をこよなく愛する。作品を目の前にしたときの、右脳がぐらっと動かされる感覚がたまらない。comocomo.cafe ≫ 他の記事

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