京都の二条城近くにある京都市立芸術大学ギャラリー @KCUAにて現在開催されている展覧会「通りぬけフープ」展は、京都市立芸術大学の在学生、卒業生8名によって構成された展覧会です。
展覧会のタイトル「通りぬけフープ」は、展覧会自体のテーマでもある「通過すること」を表しています。本展覧会では、8名の作家による様々な「通過すること」そして「通りぬけること」の形を鑑賞することができます。それは何かが物体を通り抜けるという物理的な話だけでなく、何かを経験するといった時間の経過なども表しています。
この展覧会では、作家の作品を通りぬけ、感受し、考察する機会を設けてもらえるようにトークやガイドツアーなど、いくつかの関連イベントを用意しています。作家が作品をつくること、そしてその作品を展示することというのはいったいどういうことなのか?是非展覧会を通りぬけてみてください。
【展覧会概要】
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)
「通りぬけフープ」展
http://gallery.kcua.ac.jp/
会期:2016年8月20日(土曜日)から9月4日(日曜日)まで
開館時間:午前11時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
休館日:月曜日
入場料:無料
出展作家:青木加奈,伊山由香,小西景子,齋藤華奈子,藤田紗衣,水谷昌人,宮木亜菜,藪下紘可
主催:京都市立芸術大学
[関連イベント]
通りぬけフープ 出展作家 宮木亜菜によるパフォーマンス
会期2週間のうちの前半7日間、展覧会会場にてパフォーマンスを行います。
日時: 8月20日(土)~8月27日(土)各日13:00~(※22日は休館日)
通りぬけフープ トークイベント
本展タイトルに含まれる“通りぬけ”を、様々な観点から読み解くトークイベント。
日時: 8月27日(土)14:00~
ゲスト: 吉岡洋(美学・芸術学者)京都大学こころの未来研究センター特定教授(美学・芸術学)。
通りぬけフープ 展覧会鑑賞ツアー
閉館後の「通りぬけフープ」展覧会会場を舞台とした鑑賞ツアーを開催。作家の痕跡を探しながら実際に展覧会の“通りぬけ”
体験をしていただきます。
日時: 8月28日(日)19:00~
ゲスト: 山田毅(Kansai Art Beat KABlog 編集長)
※展覧会ツアーは当日の18:30よりギャラリー@KCUA の1階ロビーにて受付。途中参加不可。