浄土真宗本願寺派が新しく取り組む学びの場「スクール・ナーランダ」京都、富山にて開校

森本千絵や環ROY、内藤礼など豪華講師陣と僧侶による、現代社会を生き抜くためのヒントを講義します。

In KABからのお知らせ トップ記事 by KABlog 2017-01-20

2017年2月・3月に京都の西本願寺及び伝道院と、富山の飛鳥山善興寺などで開催される「スクール・ナーランダ」は、浄土真宗本願寺派が取り組む、これから社会に出ようとする10-20代の方たちのための新しい学びの場です。

「ナーランダ」とは、「蓮のある場所」を意味し、蓮は知恵の象徴であることから「知恵を与える場所」としての意味も持ちます。

5世紀の北インドにあった、仏教だけでなく医学、 天文学、数学などを研究する総合大学「ナーランダー僧院」が名前の由来。本イベントでは浄土真宗本願寺派僧侶を始め、森本千絵(アートディレクター)、環ROY(ラッパー)、観山正見(前・国立天文台台長)、内藤礼(美術家)、川瀬慈(映像人類学者)など、多彩な分野の専門家を講師に迎えて行われ、未来の見通しが不確実な現代社会を生き抜くための「軸」をつくるヒントを学びます。

【講師プロフィール】(京都)

京都では「わけへだてと共感」をテーマとし、自己と他者あるいは世界との「わけへだて」と「共感」について、ロボットや人工知能など新しい技術や音楽・人類学•仏教など、多様な視点から考えます。

富山では「土徳ー土地からのいただきもの」が育むものつくりをテーマとし、「真宗王国」と呼ばれる富山で、伝統の技を受け継ぐ富山の職人たちの魅力と課題、他力=人智を越えた「はたらき」と芸術表現との関係について学びます。

京都では、当日非公開の国宝探訪と絶品・精進料理が楽しめ、金閣、銀閣と共に 「京都の三名閣」と言われている西本願寺の「飛雲閣」を見ることができます。これは豊臣秀吉の緊楽第から 移築されたと伝えられる国宝です。また本願寺や清水寺御用達の創業150年の老舗「矢尾治(やおじ)」精進料理を昼食にいただけるそうです。富山では、会場となる善光寺にて棟方志功の大作を拝見できるとともに、伝統産業に従事する職人さんの工房なども訪れます。

科学や芸術、哲学、2,500年続く仏教 – 人類が積み重ねてきたさまざまな叡智を集め、それらを横断的に学び、双方向的に対話をし、実際に体験できる場をめざす「スクール・ナーランダ」。一人一人の軸をつくるための要素を、探しに行かれてみてはいかがでしょうか?

【スクール・ナーランダ Vol.1 京都】 

日時 : 2017年2月4日(土)・5日(日) 10:00~17:30
会場 : 本願寺及び伝道院 (京都市下京区堀川通花屋町下ル)
対象 : 15歳〜29歳
定員 : 60名/日
参加費 : 1日2,000円、2日間(両日)3,000円(両日昼食付き) ※当日受付にてお支払い

申込み方法 ※締め切り:2017年1月30日(月)
下記フォームに必要事項をご記入の上お申込みください。
※現在は、定員に達したため応募を締め切っています。
スクール・ナーランダお申込みフォーム

【スクール・ナーランダ Vol.2 富山】 

日時 : 2017年3月4日(土)・5日(日) 10:00~17:30
会場 : 飛鳥山善興寺、他
対象 : 15歳〜29歳
定員 : 50名/日
講師 : 太田浩史(真宗大谷派僧侶)、観山正見(天文学者)、内藤礼(美術家)、飛鳥寛静(浄土真宗本願寺派僧侶)、能作克治(金属鋳物メーカー)、島谷好徳(鍛金職人)
参加費 : 1日2,000円、2日間(両日)3,000円(両日昼食付き) ※当日受付にてお支払い

申込み方法 ※締め切り:2017年2月20日(月)
下記フォームに必要事項をご記入の上お申込みください。
なお、先着順で定員になり次第締め切りとなります。
スクール・ナーランダお申込みフォーム

「スクール・ナーランダ」
詳細はこちら▶︎http://www.hongwanji.or.jp/project/recruit/r001850.html

【お問合先】
浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
(〒600-8501京都市下京区堀川通花屋町下ル 本願寺内)
Tel(075)371-5181(代)
http://www.hongwanji.or.jp

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