「肖像の世界」展
琵琶湖文化館
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人の姿を象った“肖像”は、世界中どの地域でも造作されてきた最もなじみ深く、そして普遍的な造形対象です。そのため、姿形に表された様々な特徴は細部に至るまで、各民族の思想や意識、そして文化形成における影響関係や時代観を示しており、それぞれの文化を知る上で欠くことのできない貴重な情報を与えてくれます。
肖像には仏像とは異なった写実的な感覚が強く表れるため、その迫真性が見る者の心を揺さぶるのです。愛する者、尊崇する者へ対する想いが、肖像の造形に込められています。今回の小企画展では、近江にゆかりの深い寺院の開祖や高僧、そして俗人等の肖像を彫刻・絵画作品を中心に展示し、肖像の美をご紹介いたします。
※2Fにて展示。
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スケジュール
2007年05月22日 ～ 2007年07月01日