川上澄生 「ゑげれすいろは」展

アサヒビール大山崎山荘美術館

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版画家・川上澄生(1895-1972)は文明開化の末期に横浜で生まれました。青山学院高等科卒業後、カナダのヴィクトリア、アメリカのシアトル、そしてアラスカを旅して帰国、宇都宮で英語教師をしながら独学で版画制作に取り組みました。川上の作品は様々ですが、特に「南蛮」、「文明開化」など異国情緒に満ちたテーマを生涯数多く制作しています。本展では版画家・川上澄生のロマンティシズムに溢れた初期の代表作『ローマ字初夏の風』、『風船乗り』や、南蛮人を主題とした『蛮船入津』や『たばこ渡来記』、キリスト教や聖書に着眼点を得た『聖母子』、『波涛万里きりしたん武士』、西洋の文化を日本人の視点から取り上げた『いんへるの』、『しんでれら出世繪噺』、その他イソップ物語をテーマとした『北風と太陽』など、木版画の諸作品に加えてガラス絵や水彩作品もあわせて展覧し個性豊かな川上の世界を紹介します。

学芸員によるギャラリートーク 5月12日(土)、5月26日(土)
◆午後2時~、約30分間
◆定員先着20名
◆参加無料(※ただし入館料は別途必要)
FAXにて参加受付 希望参加日、お名前、ご住所、ご連絡先番号、ご連絡先FAX番号を記入の上、ギャラリートーク係まで(FAX:075-957-3126)

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スケジュール

2007年03月28日 ~ 2007年06月17日

アーティスト

川上澄生

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