岡部嶺男 「青磁を極める」

兵庫陶芸美術館

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青瓷(青磁)は玉への憧れから中国で生まれたと言われるように、一口で語ることのできない広がりと奥の深さを持つ美しい釉色を特徴とするやきものです。日本の陶芸の世界では、個人作家としての制作が始まった大正時代末ごろからすでに強い関心が寄せられ、これまでに多くの作家が素材や技法の研究を重ねてきました。岡部嶺男(1919〜1990)は1960年代中ごろからその青瓷の世界に挑戦し、次々に格調高い青瓷作品を生み出して陶芸界に輝かしい足跡を残しました。
本展覧会は、彼の独創性に富んだ作陶活動を没後はじめて回顧し、初期から最晩年までの作品約170点を一堂に展観します。古典の単なる模倣に終わることなく、自らの美意識を作品に映し出すことに生涯をかけた、岡部嶺男という偉大な陶芸家の軌跡を辿ります。

対談 「岡部嶺男の人間と芸術」12月15日(土)14:00〜
岡部美喜(岡部嶺男氏・次女)x 乾由明(当館館長)、定員 120名
※研修棟1Fセミナー室にて

講演会「独立不羈の陶人」1月26日(土)14:00〜
長谷部楽爾、定員 120名
※研修棟1Fセミナー室にて

トーク 12月22日(土)、1月5日(土)、1月12日(土)、1月19日(土)、2月9日(土)、2月23日(土)、3月1日(土)いずれも14:00〜

ワークショップ 「体験!青磁ワールド 青に魅せられて」 1月13日(日)、2月3日(日)14:00〜
定員 30名(要予約)

【画像:「粉青瓷大砧」(1969)】

メディア

スケジュール

2007年12月15日 ~ 2008年03月02日
12/24(月)、1/14(月)、2/11(月)は開館、12/25(火)、1/15(火)、2/12(火)休館

アーティスト

岡部嶺男

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