「やきもののしるし」展
兵庫陶芸美術館
このイベントは終了しました。
やきものをよく観察すると、しばしば表面に記号や文字が記されていることがあります。それらは、三角形やバツ印などの記号であったり、「吉兵衛」「慶長2年」などの固有名詞であったり実に様々です。そして、これらのしるしは、形、色、模様などとともに、やきものを知るための重要な鍵を握っています。
今回の展覧会では、丹波焼の中から、記号や文字などの「しるし」が記されたものを集め、展示します。中世に記された窯印と呼ばれる記号から、作品の作者、商標などを記した刻銘・刻印まで、やきものに記されたしるしの変遷をたどりながら、さまざまなしるしの意味について考えます。時代とともに変化してゆく “やきもののしるし”を読み解くことで、新たなやきものの見方と理解が深まる展覧会です。
※展示室3にて展示
ギャラリートーク 4月13日(日)、4月20日(日)、5月11日(日)
各11:15〜(約30分)
【画像:赤土部灰釉壺「本小野原 吉兵衛」銘 (江戸時代中期)】
メディア
スケジュール
2008年03月29日 ~ 2008年05月18日