江副拓郎 展
パステル・ハウス M
スケジュール
2008年04月01日 ~ 2008年04月06日
アーティスト
Reviews
DMを見て何とも思わなかったが、主題に惹かれてすっと行ってみた。
鉛筆画と数点のボールペンのイラストレーションなのだが、やけに引っかかる。闇(影)よりも光の処理に長けたイラストレーターだと思う。
で、何故引っかかったかといえば、絵画的形式をその中に取り入れているからかもなあと。後、もう一つ確かな理由があるが、それは個人的理由なので割愛しておく。
ただ、女性をモチーフとしている作品がほとんどだが、そこには情念が宿っている気がするのである。モノクロなのに息づいているとでもいうのか・・・そういうように感じられる作品が数点あった。アレは不思議な感覚である。
イラストと言い切るべきか、絵画のカテゴリーに入れるべきか、それで若干迷った作品もあった。
その妙な感覚の虜になり、全く知らない人だったのに妙に愛着を彼の作品に抱いてしまった気がする。