「モディリアーニ」展

国立国際美術館

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20世紀初頭にパリのモンパルナスで活躍したアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)は、エコール・ド・パリを代表する画家として知られています。しかし、モディリアーニが自らの創造の源泉として、原初的な力にあふれるアフリカやオセアニア、東南アジアなどの芸術に深い関心を寄せていたことは、あまり注目されてきませんでした。 プリミティヴ美術(原始美術)の素朴で純粋な造形は、当時ピカソやマティス、ドランといった前衛的な芸術家たちが新しい表現を探求する過程で、重要な指針となりました。モディリアーニもまた、プリミティヴ美術を理知的に分析し、それを革新的な表現に結びつけた画家であったことが明らかになってきています。 本展では、プリミティヴ美術の影響を色濃く示す初期のカリアティッドの作品群から独自の様式を確立した肖像画にいたるまで、幅広い作品を紹介し、プリミティヴィスムに根ざしたモディリアーニの芸術がいかなる変遷をとげたのかを探ります。 10カ国におよぶ国々から集められた作品を通して、前衛画家としてのモディリアーニの功績を一望できるまたとない機会になります。
※B3にて展示

講演 「モディリアーニとプリ三ティヴィスム」 7月1日(火) 14:00〜
マルク・レステリーニ
※B1講堂にて

講演 「どうして首が長いの?モディリアーニの秘密」 7月19日(土) 14:00〜
宮下規久郎
※B1講堂にて

講演 「モディリアー二とその時代」 8月10日(日) 14:00〜
案来正博
※B1講堂にて

こどものイベント 8月16日(土)、8月17日(日) 10:30〜12:00 14:00〜16:00
対象 小学1年生〜小学6年生
定員 18名
申し込み制
※B1講堂、B3展示場にて

【画像:モディリアーニ「少女の肖像(ユゲット)」 (1918) 油彩・カンヴァス (c) アサヒビール株式会社】

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スケジュール

2008年07月01日 ~ 2008年09月15日

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