「近つ飛鳥と渡来人-よみがえる一須賀古墳群」展

大阪府立近つ飛鳥博物館

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近つ飛鳥博物館のまわりには、およそ 1.5km 四方の範囲に 23 支群、 260 基あまりの古墳が確認されています。それらは古墳時代後期(6世紀頃)につくられた広大な群集墳で「一須賀古墳群」と名付けられました。一 須賀古墳群の特徴はその副葬品にあるといえます。冠(かんむり)・履(くつ)・環頭大刀(かんとうたち)・釵子(さいし)・耳飾(みみかざり)・指輪など、金銀製のきらびやかなものが多く、武器や武具があまりみられません。特に金銅製履や垂飾付耳飾、釵子など朝鮮半島からもたらされたと考えられる品々が含まれるのが特徴です。また、 20 基ほどの古墳から見つかっている炊飯具のミニチュア土器も渡来人との関係を示す資料として注目されます。 このたび当館では、一須賀古墳群でみつかった特徴的な品々を展示して、一須賀古墳群の被葬者や近つ飛鳥について考えてみたいと思います 。

講演会 5月18日(日)14:00〜15:30
白石館長「河内の大型群集墳について高安・平尾山・一須賀古墳群」
講演会 6月8日(日)14:00〜15:30
水野理事長「南河内の渡来の人々とその文化」
(定員200名、当日先着順)

【画像:金銅製履の復元品】

メディア

スケジュール

2008年04月26日 ~ 2008年07月27日
4/28(月)、5/5(月)、5/6(火)は開館、5/6(水)は休館。7/21(月)は開館、7/22(火)は休館

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