「ICOCU / 異国 - 南蛮とキリシタンの美術 - 」展

堺市博物館

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1543年、ポルトガル人の同乗した中国船が種子島に錨を下ろし、日本に鉄砲(火縄銃)がもたらされたと伝えられています(『鉄炮記』)。日本と西洋との出会いはここから始まります。その後、江戸幕府が鎖国政策を採るまでの約百年間、しばしば日本に来航したポルトガル船は、東南アジアや中国南部の海域を通って南洋からさまざまな文物を伝えたため「南蛮船」とも呼ばれました。当時の堺は、鉄砲をはじめ海外からもたらされた珍しい品々をいち早く商売に取り入れ、国際商業都市として繁栄します。
グローバル化の現代、異文化は身近な存在になりましたが、それでも異文化に触れるときの感動は大きく、また様々な摩擦も生じます。470年前の日本人は、どのように西洋を受け止めたのでしょうか。
本展では、南蛮文化に関するまとまったコレクションを有する南蛮文化館(大阪市北区)にご協力いただき、ザビエルの伝記やキリシタンゆかりの品々のほか、南蛮意匠の工芸品等を約60件展示いたします。本展が、日本とポルトガル、西洋との交流の跡を振り返る機会になれば幸いです。

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スケジュール

2013年09月14日 9:30 ~ 2013年10月20日 17:15

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