藤原正和 展
三条祇園画廊
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永遠に上昇し続けるボール。最初に見た藤原正和の作品である。もちろん上昇しつづけているようにみえるだけで、実際はその場からボールは動いていない。コイルの動きによって上昇するように見えているだけなのである。
このように動きを取り入れた作品は、1950年代ごろから「キネティック・アート」と呼ばれています。「キネティック・アート」は、動きというものを美術の世界においてどう捉えるか、ということを常に問いかけています。しかし、彼の作品からは、そんな小難しさは感じられません。新鮮な「!」驚きと見る愉しみにあふれています。上昇し続けるボールをはじめ、動きのある立体作品で構成された藤原正和の個展です。
メディア
スケジュール
2013年08月21日 12:00 ~ 2013年09月01日 18:00