「丹波今昔物語(Part1)」展

兵庫陶芸美術館

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常設展

日本六古窯の一つに数えられる丹波焼は、平安時代末期に東海地方の常滑焼や渥美焼の窯業技術を移入・導入して誕生しました。中世には壺・甕・擂鉢を中心に無釉陶器生産に終始しますが、近世初頭には窖窯から登窯に転換し、茶陶なども生産するようになります。ほぼ軌を一にして、各種の施釉技法を生み出し、それを縦横に駆使し、器面装飾に多彩な展開をみせました。さらに近世後期には、京焼系の意匠・技法を受容するなど、時代の要請に即応しながら、現在まで連綿と生産を続けてきた窯業地です。また近年には、丹波焼の伝統を活かしつつ、斬新で新たな息吹に溢れた作品も制作されています。本展では、800年を超える歴史を育んできた丹波焼を通観するとともに、現在活躍する作家たちの作品を通して丹波焼の未来を探ります。

[画像: 「丹波白地銅緑釉流徳利」江戸時代後期(18世紀末〜19世紀)]

メディア

スケジュール

常設展
2014年03月04日 10:00 ~ 2014年09月15日 19:00
5月7日(水)、7月22日(火)、9月16日(火)は休館

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