樋上千哲「いきているもののかたち」

楓ギャラリー

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幸いにも京美大へ入学しましたが、最初の課題が草木の新芽10種というものでした。それまでの生活の中で、見過ごして来たもので、改めてよく見つめ描くことで、自然の造形の美しさに、強い衝撃を受けました。爾来植物のみならず動物達の姿態の魅力にも、心を奪われ、「生きているもののかたち」を主題にして、毎年作品発表を続けています。今回、母校清水谷高校の近くで、作歴55年の個展を開きます。