「平成26年春季展『明治・大正の絵画』」
中野美術館
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[日本画]富岡鉄斎の明治期の作品をはじめ、京都画壇における円山・四条派の流れを汲む竹内栖鳳や山元春挙の作品、日本美術院を創立した横山大観や京都から再興日本美術院の同人となった冨田溪仙の作品を中心に、国画創作協会ゆかりの土田麦僊や村上華岳の大正期の作品を交えて紹介する。
[洋画]自然描写によって明治洋画の基礎を築いた浅井忠やフランスに留学して{外光表現」を導入した白馬会系の画家、久米桂一郎や岡田三郎助、青木繁の明治期の作品をはじめ、フォーヴィズムの先駆者、萬鉄五郎、草土社の岸田劉生、中川一政、自由な個性表現を目指した「二科会」(大正3年結成)の小出楢重、安井曾太郎、{再興院展洋画部」(大正3年再興)の村山槐多、文展の中村彝、春陽会の三岸好太郎など大正期の作品に至るまで館蔵品約30点を紹介する。
この展覧会は、明治から大正期に至る日本画・洋画の展開を館蔵品約60点により概観する。