興梠優護 「/」
Yoshimi Arts
このイベントは終了しました。
洗練と同時に野蛮性に満ち、常に変わりゆくものとは何か。 我々の身体的知覚は、情報化された身体や、メディアの横断などという狭い捉え方を超え、生まれたての身体感覚から退化し退廃して行く。 一方でまた我々の生命観は、身体の不滅性といった宗教的な信条にもとづき保たれてもきた。 原始から存在する、有機体としての身体に具わる、混じり気のない知覚が取り結ぶもの。 興梠優護の作品は、つねに生成状態にある進行形の線や絵肌うごめくによって、空間の本質を表出させるのである。 その先にあらゆるものが、あらゆる対象として見据えられるのではないかという事を想起するように。
興梠優護の作品はグループ展でご紹介してきましたが、弊廊では初個展となります。 今展では、油彩を中心に、ドローイングも含め、全て新作を発表致します。
[画像: 興梠優護《/20》2014年、キャンバスに油彩]
メディア
スケジュール
2014年06月27日 11:00 ~ 2014年07月20日 19:00
オープニングパーティー 2014年06月27日18:00 から