「祇園祭 - 山鉾巡行の歴史と文化 - 」展

京都文化博物館

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2鶏鉾胴懸 大斜め格子草花文様 インド絨毯

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祇園祭は、蔓延する疫病を防ぐ目的で貞観5年(863)に催された御霊会に始まるとされます。もともと朝廷や貴族の祭祀として執り行われていた祇園御霊会は、時代の変遷と共にさまざまな要素が加えられるようになりました。それと共に、祭りの担い手も経済力をつけてきた町衆へと移り変わってゆき、室町時代には巨大な山鉾が次第に姿をあらわすようになったのです。祇園祭に登場する山や鉾には、美しく由緒もある懸装品が数多く用いられ、国内はもとより遠く東アジアや中近東、そしてヨーロッパの美術工芸の粋が集結しています。絢爛豪華な懸装品で装飾された山鉾は「動く美術館」とも称され国の重要有形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。本展では、祇園祭における山鉾の歴史や文化について、江戸時代の古記録なども展示しながら、その魅力を紹介します。※本展の会場は京都文化博物館2階総合展示室です。

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スケジュール

2015年06月27日 10:00 ~ 2015年08月23日 19:30
会期中10:00-19:30開館※会期中展示入替有

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