「Sai + Yamamoto.A Exhibition 『till』」
HOTEL ANTEROOM KYOTO
画像: Sai "Pink Meat + Green Meat" (2014) paper+ink+oil ink 1110×680(mm)
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本展は、紙をプレスして陰影をつけたエンボス加工の技法を用いて世界観を表現するアーティストSaiと、光の反射で鏡に隠れた彫刻を浮かび上がらせ太古から崇められてきた「魔鏡」をつくる鏡師 山本晃久による初の共演となります。鏡と紙、一見全く違う物を創る2人。しかし彼らの作品は光によって初めて本質が現れる特長を持ち、互いに古代より人の想いを投影するメディアでもあります。本展では2人の作品と作品の間を光の反射により結び、鏡からembossへと光が至る過程を人の出会の過程に見立てます。アートと伝統工芸という、異なる立場でものづくりに携わる二人の手仕事の共通点「光」に焦点を当てた展示構成となっています。