「土塔の瓦 ‐古代からのメッセージを聴く‐ 」

堺市博物館

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土塔は、一辺53m、高さ8.6m以上を測り、盛土された各方形十三の壇には寺院建築と同様にそれぞれ瓦が葺かれていました。それらの瓦には、行基を中心として信仰によって結ばれた「智識」(ちしき)と呼ばれる人々の名前が線書き(刻書)されたものがあります。瓦に刻まれた人名は、僧尼・有姓ゆうせい氏族・無姓むせい氏族などに分類され、これらは当時の仏教文化の伝播とその受容の実態、さらにそれらを担った人々の社会構成を窺うことができる貴重な文化財として、平成28年3月11日に国の文化審議会でから重要文化財指定の答申が出されました。それを記念して、重要文化財に指定された文字瓦を展示いたします。

[関連イベント]
講演会 「大野寺跡(土塔)から出土した文字瓦について」
日時: 6月25日(土) 14:00~ 
講師: 文化財課主査近藤康司
場所: 博物館ホール
参加費: 無料
定員: 先着100人 (申込不要)

メディア

スケジュール

2016年06月04日 9:30 ~ 2016年07月03日 17:15

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