「セラミックス・ジャパン -陶磁器でたどる日本のモダン-」展

兵庫陶芸美術館

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明治時代後期の日本では、曲線の多用を特徴としたこの芸術様式に影響を受けて、陶磁器でも新たなデザインの研究が盛んになりました。大正時代以降は、デザインはさらに多彩となりました。この頃、陶芸家によって暮らしに彩りを添えるための陶磁器がデザインされ、そこには、西洋の模倣ではなく、制作者の個性が大きく反映されました。また一方で、この頃には陶磁器メーカーが台頭し、国内外向けの製品が量産されました。なかでも、オールド・ノリタケと呼ばれている日本陶器の製品は、時流をたくみに捉えて、アール・ヌーヴォーやアール・デコ様式のデザインを取り入れ、国内の陶磁器メーカーにも大きな影響を与えました。近代の日本で作られた陶磁器のデザインを概観する初めての展覧会となります。明治維新から第二次世界大戦までの約70年間にデザインされた、食器をはじめとした幅広い用途の陶磁器を紹介します。

メディア

スケジュール

2016年09月10日 10:00 ~ 2016年11月27日 19:00
休館日: 月曜日、ただし9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館、 9月20日(火)、10月11日(火)は休館、11月1日(火)からは10:00~18:00まで

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