「郷愁と未来の輝き ‐クレパス画名作展- 」
姫路市立美術館
鴻池朋子《Little Wild Things》2015年 サクラアートミュージアム蔵
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本展では、梅原龍三郎、小磯良平、岡本太郎など大正・昭和の時代に日本の美術画壇で活躍した巨匠たち、さらに舟越桂、鴻池朋子、入江明日香ら現代の作家まで116人によるクレパス画154点を紹介します。クレパスは、数ある洋画材料の中でも、唯一日本で開発された描画材料です。塗りこめる、擦る、引っ掻くなど、さまざまな行為を通して描かれた作品群は、鑑賞者をノスタルジックな感覚に導くと同時に、その表現の力強さゆえ、未来に繋がる可能性を感じさせます。このたびの展覧会では、当館所蔵の小磯良平、岡本太郎らの油彩画も展示し、それぞれの画材の特性と共通性に迫ります。画家の個性が際立つ名作の数々をお楽しみください。