「移動する物質——ニューギニア民族資料」

京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA

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京都市立芸術大学芸術資料館ではコレクションの一つとして、昭和44年(1969年)に美術調査隊によって収集されたニューギニア民族資料があります。ニューギニア島北東部のセピック川流域の神像や仮面、土器を中心としたものです。
本展「移動する物質——ニューギニア民族資料」は、収蔵品の「物質」としての「移動」に着目する新たな展覧会シリーズの第1回となります。このシリーズでは収蔵品の物質的側面に焦点を当てた展示を行うとともに、移動によって切り離されてしまった、かつてそれらがあった場所に満ちていた非物質的なものを、展示された物質と再び融合させることを試みます。今回は、研究者たちの協力を得て、音や映像などの非物質的であるが移動可能な資料を用いたレクチャーシリーズを会期中に行い、展示室内の収蔵品の本来の文脈を探ります。

[関連イベント]
レクチャー①「ギャラリートーク」
日時: 2017年6月10日(土)14:00〜16:00
講師: 行木敬(文化人類学者/神戸山手大学現代社会学部准教授)

レクチャー②「切断と接続」
日時: 2017年6月11日(日)14:00〜16:00
講師: 藤浩志(美術家/秋田公立美術大学教授)

レクチャー③「移動する音と映像」
日時: 2017年7月2日(日)14:00〜17:00
講師: 山田陽一(京都市立芸術大学音楽学部教授)
   川瀬慈(映像人類学者/国立民族学博物館准教授)
※全て無料・申込不要

メディア

スケジュール

2017年06月10日 11:00 ~ 2017年07月02日 19:00

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