「伊藤惠 根来漆展」

コウイチ・ファインアーツ

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「伊藤惠 根来漆展」を開催します。
一乗山大伝法院根来寺(和歌山県岩出市)は、高野山の新義真言宗ゆかりの寺院です。根来漆は、中世よりこの根来寺で僧の器として制作されていた朱色の漆器です。下地は、堅牢(随所に布着せをしている)な漆下地で作られており、塗りは黒漆の上に朱漆を一度だけ塗っていて、その為使い込むと朱色がすり減り黒漆が表出します。
この様子が美しいとされ、丈夫で美しい根来塗は、往時の憧れの的でした。1585年豊臣秀吉の紀州攻めにより根来塗の生産は途絶えてしまいますが、江戸期になっても、幻の漆器として珍重されました。現在においても数寄者がこよなく愛する漆器です。
2016年より、指導員を経て根来塗師として作家活動を始めた伊藤恵は、根来漆—伊藤惠展では、箸、コップ、皿、酒器など普段使いの生活漆器に加え、本来の伝統的な「折敷」、「豆子」、「瓶子」なども展示致します。
また、生活雑器だけではなく、ギャラリーアーティストの山本智子(のりこ)、奥田耕司とのコラボレーション作品もご紹介いたします。

メディア

スケジュール

2017年01月28日 11:00 ~ 2017年02月11日 18:00
日曜日のみ休み

オープニングパーティー 2017年01月28日17:00 から 19:00 まで
このレセプションは、January Partyとして、西区江戸堀1丁目の山忠ビルのコウイチ・ファインアーツと、お向かいの若木ビルの5件のギャラリーとの同時開催となります。

アーティスト

伊藤惠

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