「ギャラリストのまなざし」展

なんばパークス

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本展では、本学出身の20代および30代の6名の若い「ギャラリスト」たちが、各々の現場でサポートしている作家や今後の成長に注目する作家を、各々が紹介する展覧会です。「ギャラリスト」とは、画廊・ギャラリーを運営するだけではなく、作家の評価を高めるために様々な営業・広報活動や細やかな作家へのサポートをおこなうマネージャー的な動きをする立場の人間を指します。いわば才能を秘めた作家を発掘して磨き上げる、アートの領域の基盤を担う存在でもあります。近年のアートシーンや市場の複雑化によって、作家は制作に集中し、ギャラリストは作家周辺のマネージメントをおこなうという分業的な構図が主流となりつつあります。これまでに相応の経験を積んで自らのギャラリーを運営しているギャラリストと、現在ギャラリーに勤務してノウハウを学び、将来的に独立や新たなアートマネージメントのスタイルを模索しているアシスタント職のギャラリストで、本展は構成しています。ギャラリストのアートに対する考え方も作家と同じく多種多様で、ギャラリスト自身も作家のマネージメントを通じて自らのメッセージを発信していると言えます。作家とギャラリストの協働がまず土台にあることを念頭に入れて本展をご覧いただくと、作家と作品の一方向のみに留まらないアートへの解釈が広がっていくことでしょう。6名のギャラリストが本展で提示する様々なアプローチを通じて、アートをマネージメントしていくことの意義や、彼らのような職種が日本のアートシーンに欠かせない存在であることを垣間見ていただく機会になれば幸いです。

[関連イベント]
トークショー「ギャラリー運営の中でのアートマネージメント」
日時: 12月1日(日) 14:00~15:30
会場: なんばパークス7F パークスホール
出演: 飯野正紀(Links)、野元大意(Kobe 819 Gallery)、山中俊広(本展コーディネーター)

トークショー「ギャラリーの現場で学ぶアートマネージメント」
日時: 12月7日(土) 15:00~16:30
会場: なんばパークス7F パークスホール
出演: 内田千恵(TEZUKAYAMA GALLERY)、小谷香織(DMOARTS)、玉置慎輔(The Third Gallery Aya)、津嘉山裕美(Gallery OUT of PLACE)、山中俊広(本展コーディネーター)
※各トークショー終了後、ギャラリストによる作品解説をおこないます。

ワークショップ「小さな幸せ“カールもどき”をつくろう!」
日時: 12月7日(土) 16:00~19:00、8日(日) 13:00~16:00
会場: なんばパークス7F パークスホール
出演: 田口 美早紀(出品作家)
※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

メディア

スケジュール

2013年11月29日 11:00 ~ 2013年12月08日 17:00
会期中無休、最終日は17:00まで

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