「貝塚願泉寺と泉州堺」展

堺市博物館

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願泉寺は、織田信長との石山合戦ののち豊臣秀吉の時代に、天正11年(1583)から同13年までの約2年余りの間ですが、本願寺(浄土真宗本山)がそこに置かれたことで有名な寺院です。いわゆる寺内町の一つである貝塚寺内の中核寺院であり、貝塚御坊として親しまれてきました。
願泉寺では数々の寺宝を所蔵していますが、たとえば平成15年度に貝塚市指定文化財になった歴代本願寺門主の絵像は23組26幅あります。浄土真宗は、江戸時代初期に本願寺(京都市内)が東西に分かれたため、末寺もどちらかに所属しなければなりませんでした。しかし願泉寺は、昭和戦前まで両本願寺に属していた唯一の寺院であり、そのため両本願寺歴代門主の画像がそろっていることが特徴となっています。
堺と願泉寺および貝塚寺内とは、文化10年(1813)堺手鑑に「願泉寺…堺奉行直支配所」と記されるなど、関係が深かったことが分かります。本展では、願泉寺の特別協力を得て、貝塚と堺の歴史文化の交流を紹介いたします。

【画像:願泉寺本堂】

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スケジュール

2007年09月15日 ~ 2007年11月04日

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