「近代輸出工芸の華 京七宝」展
京都文化博物館
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煌びやかな輝きと、ガラス釉の奥深い色相が魅力の七宝は、かつて日本からの輸出工芸品の花形として西欧で圧倒的な人気を博していました。明治中頃には、京都市の三条大橋から三条白川のあたりに二十数軒もの七宝を手掛ける店が軒を連ねていたといいますが、明治の末年にはその数を大きく減じ、「稲葉七宝」が、最後の一軒となりました。しかし、二年前古い建物が取り壊されるにあたり、百年もの時を刻んだ「稲葉七宝」の歴史資料の一部が京都府へ寄贈されました。今回はその中から近代に華開いた七宝を物語るいくつかの資料をご紹介します。
※歴史展示室、特別陳列コーナーにて展示
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スケジュール
2007年07月31日 ~ 2007年11月04日