「河内古代寺院巡礼」展

大阪府立近つ飛鳥博物館

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6世紀の中ころ飛鳥時代、古代国家形成に向かっていたわが国に大陸から仏教が伝わり、その後、各地に寺院が建立されました。最初の寺院は大和に造営されましたが、河内においても遅れることなく造営が開始されました。その後も寺院は相次いで造立され、その数は大和に匹敵するほど多いものでした。河内は当時の政治の中心であった大和への入口にあたり、交通の要衝です。有力氏族たちは、この地で生活を営み、寺院を建立しました。この地の出身者には、大和中枢の政治に関わった氏族が多くみられ、わが国の律令国家形成において重要な役割をはたしていたのです。仏教の伝来は単なる信仰のみならず、仏教を介した政治体制の確立の役割をしたのです。発掘された古代寺院から、そびえ立つ塔や金堂など当時のモダン建築を思い浮かべ、国づくりを後押しした氏族たちの躍動を展示します。

画像: セン仏(鳥坂寺跡、大阪府教育委員会蔵)

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2007年04月21日 ~ 2007年07月01日

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