「鉄斎の粉本 画想の源泉・摸写」展

鉄斎美術館

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粉本とは画家が後日の制作や研究、修学のために摸写したものを指し、絵師の手控えとしても欠くことのできないものでした。
鉄斎の作品に見られる多様な画題や画風の源泉はどこにあるのでしょうか。特定の師を持たなかった鉄斎は夥しい数の粉本・摸写を遺しています。それら「鉄斎の粉本」の内容はバラエティに富み、その原画の時代や様式、筆者なども多彩を極めています。
今回も原画の判明したものはカラー写真にし、摸写から本画の辿れるものは摸写と本画を併せて展示しました。また鉄斎が愛蔵していた拓本を元に描いた粉本や本画はその拓本をも併せて展示しました。今回は新たな資料とともにこれらの展示を通じて、鉄斎の画想の源泉が粉本と呼ぶ摸写にあたることを理解していただければ幸いです。

展示説明会 8月18日、9月1日・15日・29日 13:30〜

メディア

スケジュール

2007年08月18日 ~ 2007年10月08日
9月17日・24日、10月8日(祝・月)開館、翌日休館

アーティスト

富岡鉄斎

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