齊藤宙 「愚かさの傍観」
大阪ニコンサロン
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作品の被写体となっているのは、最盛期には「東の軍艦島」「雲上の楽園」と言われた巨大鉱山、岩手県旧松尾村に残る松尾鉱山の現在の姿である。そこには人々がいなくなり、当時のままに時が止まっているが、かつての人々の生活や日々の記憶が密やかではあるが確実に残されている。本展は、それらも凌駕するかのような自然という力の大きさ、そしてそれらを前にした時、我々人間は今、何をなすべきなのかを改めて考えることの重要性を示す記録である。モノクロ作品。
メディア
スケジュール
2007年05月03日 ~ 2007年05月08日
会期中無休