北川健次 展
ギャルリー宮脇
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内なる形態へのオブセッションを幾何学的図形に投影することによって、イメージの深層を立ち上がらせようという、実験性にみちた「版画集」のスリリングな表現性を追求する北川健次。そのイメージの特異性と銅版画の完璧さは海外でも注目を集めている。本作では舞踏家をモデルにした実際の写真撮影から制作が始まり、これまで培ってきた方法論と対置させ、等価値に取り込んで、八面体の幻視的装置のような配置を試みている。それは、ミステリアな二次元のオブジェのようだ。
版画集の8点と、特典用オリジナル写真17種に、オブジェ数点を特別出品して、合計約30点の展覧。
【画像:Kenji Kitagawa 2007, Galerie Miyawaki, Kyoto, Japan】
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スケジュール
2007年09月11日 ~ 2007年09月30日