「初代市川鰕十郎の役者絵」展
上方浮世絵館
このイベントは終了しました。
大阪の浮世絵の特徴は、江戸(東京)の浮世絵とことなり、美人画や風景画が少なく、歌舞伎芝居を題材とした役者絵が多いことです。とくに、風貌や特徴などの役者の個性へ、ありのままに近づくかのような姿のとらえ方は、江戸時代から現代までつづく大阪の気質に通じ、上方浮世絵の大きな魅力となっています。
今回の展示では、上方浮世絵に描かれている役者の中でも、初代市川鰕十郎に注目します。寛政期から文政10年(1827)に亡くなるまで、大阪と江戸の舞台で活躍し、敵役を得意とした鰕十郎は、東西の役者絵に多数登場します。
【画像:北洲 「遖傾城花大矢数」(1824)1月 角の芝居 初代 市川鰕十郎...和田雷八】
メディア
スケジュール
2007年11月27日 ~ 2008年02月24日
Closed 12/29(Sat)-12/31(Mon)