並河靖之 「帝室技芸員」
清水三年坂美術館
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美しい金線や銀線で複雑に装飾された枠の中に、赤や緑や青の色が黒や濃紺を背景に鮮やかに浮かび上がり、花や鳥などの文様が幻想的な雰囲気をたたえる並河の作品は、見る人を別世界に引き込んでいく。しかも今から百年以上も前に作られたにも関わらず、今造られたばかりのように美しく、意匠もまったく古さがなくあか抜けている。
並河靖之は有線の美しさにこだわり続け、七宝を工芸品から芸術品へと昇華させた偉大な七宝作家です。
【画像:並河靖之「花鳥図花瓶」16.5cm】
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スケジュール
2008年05月30日 ~ 2008年08月24日