KAB イベント - 青地大輔 「synchronicity」

入ってぼんやり、ブラックフレームにあてがわれた白銀に染まる多彩な風景に目を奪われていたんです。
そこへお出でなされたスタッフの方からとあるクイズが。
・・・中途半端に経験積むことのアレさ加減を身をもって知った気がしました。

さりとて、その隠されたコンセプトも含めて、写真という概念に関して深く考えさせられる展示。
いや、ものすっごい単純明快だと思うんです、発想の出発点は。ただ、そこに潜む写真作品を見ることに対する無意識的な問題・・・被写体・技術・現像・・・諸々。
・・・そんなことを考えずに居られなかったのは、自分の思考が偏っているせいか、はたまた自分も一般人の一人としてそういうことを考えているからなのか。

しかしともかく、Utsubo Photo Festival 2008の企画者の画廊とあって、なかなか居心地も良く。
見やすさも相まって、落ち着ける場所でした。