「液晶絵画 Still/Motion」展

国立国際美術館

poster for 「液晶絵画 Still/Motion」展

このイベントは終了しました。

近年、液晶ディスプレイをはじめとする映像環境は飛躍的な技術的発展をとげており、以前では考えられなかったような高精細の画面を実現しています。本展はそうした状況を背景に、ビデオによる表現の新たな可能性を切り開きつつある、日本、中国、欧米の作家14名の作品を紹介するものです。

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Reviews

chuten: (2008-05-07 at 18:05)

ここ最近面白い展覧会がなく、本当に白けておりましたが、ゴールデンウィーク最後の6日にわざわざ国立国際まで行った甲斐がありました。現在のデジタル社会においては絵画などアナログの最たるものだと思いますが、だからこそ癒しを与えてくれるとも言えます。しかし、さらにそれをデジタル社会に溶け込ませれば、今までの癒しとは少々違った快感を味わえるのだと教えてくれたのが、この展覧会です。この展覧会で森村泰昌の作品を観るまで森村泰昌の作品をいいと思ったことはありませんが、今回の作品の展示方法、見せ方で、それは180度変わってしまいました。また、ビル・ヴィオラという作家を知らなかったことがとても恥ずかしくなりました。ある意味、実験的な展覧会と言っていいと思いますが、実験的だから面白くない作品も多々あります。しかし今後のさらなるデジタル社会において今回のような作品群は不可欠になってくると確信してしまいました。これからこの展覧会に行こうと思っておられる方にアドバイスしておきます。ひとつひとつの作品を最短でも3分は観た方がいいと思います。なぜかは行ってからのお楽しみということで…

donald_japantimes: (2008-05-26 at 17:05)

A screen as canvas
By Matthew Larking
Special to The Japan Times

Painting is immediately available to the viewer in its entirety, but as guest curator Inagaki Takashi notes, "the screening of video is ill-suited to museum display," because museums are designed for the spatial arts ...

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fa20080522a2.html

Kylin: (2008-06-08 at 11:06)

絵を鑑賞する際、
私たちは静止画を眺めて創造を巡らすものだ。

でも、
  ・そこに動きという時間が介在したら…。
それが、この展覧会のミソ。

動きが加わると、
創造力を働かす範囲は限られるけれど、
”自分がそこに居る”
という感覚が味わえる。

 個人的には、千住博の「屏風」がお勧め。
いつまでも座って眺めて居たくなる…。

soho: (2008-06-16 at 00:06)

A truly remarkable exhibition. It stirred strong emotions in me. One of my idols is Bill Viola and seeing his work on display was a wonderful treat. I specially loved the Japanese screen installation.

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