鎌田友介「D construction」

児玉画廊

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鎌田はこれまでの個展にて、 物体の構造について「空間性」「パースペクティブ」「視覚」等の見地から様々に考察する作品を発表してきた。ガラスや鏡の透過性、反射によって空間を拡張し、構造を撹拌するインスタレーションや、錯視を利用した立体作品など、いずれも作家の多視点的な思考を表象すべく多くの意味を内包している。作品の構造、視覚遊戯的な発想、空間的なダイナミズム、こうした表立った特徴はそれだけで見るべき価値を生んでるが、鎌田の制作の本質は、ある一つの視座によって認識が規定されてし まう事に対して批評的な見地を示すことによって、我々を取り巻く世界に揺らぎを与える行為である。
本展において特に「破壊」をテーマとして取り上げ、メイン作品である〈D Structure (destroy)〉 においてはガラスを叩き割り、物体を打ち砕き、鏡によって視線と構造を撹乱するなど、愚直なまでに「破壊」をビジュアライズさせている。

メディア

スケジュール

2013年06月22日 11:00 ~ 2013年08月10日 19:00

アーティスト

鎌田友介

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