「城 - つわものどもが夢の跡 - 」展
姫路市立美術館
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城は戦国の世の攻防の舞台であるとともに、美しい建築物として多くの絵師、画家たちの心をとらえてきました。江戸時代には、戦国時代の出来事をそのまま描くことがはばかられたために、太平記の時代に仮託したり、武将の名前を変えたりして、合戦の様子が描かれました。また、各地の名所を構成する要素として城を描く絵師もいました。時を経て往時の様子を留めない城も多くなりましたが、城址に歴史のロマンを見出す画家もいます。また、甍と壁の織りなす複雑な建築に構成の美を見出し、日本的な油画のモティーフとして好んで取り上げた画家もいます。本展では近世、近代において浮世絵、日本画、洋画などに描かれた城をテーマとした作品を集め、展観いたします。なお、「特別展示 没後50周年福田眉仙」を併設しております。福田眉仙は相生出身の日本画家で、本年度に没後50年を迎えます。明治から昭和にかけて活躍し、独自の画境を開きました。この特集展示では当館の所蔵作品から、福田眉仙の代表作を紹介いたします。本展覧会とあわせてご覧下さい。
[関連イベント]
解説会「城 - つわものどもが夢の跡 - 」
日時: 2月22日(土) 14:00～
会場: 姫路市立美術館2F 講堂
解説: 当館学芸員
定員: 100人（先着順）
参加費: 無料
講演会「城と城のようなもののはなし」
日時: 3月8日(土) 14:00～（開場13:30、約90分間）
会場: 姫路市立美術館2F 講堂
講師: 木下直之（東京大学教授）
定員: 100人（先着順）
参加費: 無料
子どもギャラリーツアー（小学校1～3年生コース）「白い城と黒い城」
日時: 3月15日(土) 9:10～（約50分間）
会場: 姫路市立美術館 展示室
案内: 当館学芸員
定員: 20人（小学校1～3年生）
※企画展観覧券が必要、大人でも参加・見学可能
子どもギャラリーツアー（小学校4～6年生コース）「白い城と黒い城」
日時: 3月22日(土) 9:10～（約50分間）
会場: 姫路市立美術館 企画展示室
案内: 当館学芸員
定員: 20人（小学校4～6年生）
※企画展観覧券が必要、大人でも参加・見学可能
[画像: 歌川芳虎「赤松水攻之図・水攻坊戦之図」岡山県立図書館蔵]
メディア
スケジュール
2014年02月11日 10:00 ～ 2014年03月27日 17:00