poster for 「再燃焼展」

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1万年以上昔の縄文式土器は残っているのに、僕らの茶碗は粉々に砕かれ道路の白線になってやがて消えて行きます。もういちど焼けば突き抜けれるんじゃないか、便利さ、かわいさの向こうに未来はあるんだろうか。
かつて大切に使われていたラーメン鉢を、丹後半島の穴窯に運び、古民家の買い滞在を燃料に再燃焼しました。1300℃の高温に耐え切れず変形し、色が飛び柄が抜け、器に降り積もった灰が熔け流れて、深いビードロの器に生まれ変わりました。さらに内側の釉薬の管乳を停めるために、漆をたっぷり塗り重ねました。

メディア

スケジュール

2014年08月26日 11:00 ~ 2014年09月06日 19:00

アーティスト

サイネンショー

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