「今あなたが『わたし』と指差した方向の行く先を探すことⅢ」

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本企画は、2010年に京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科を卒業し、その後も京都を中心にダンサー・演出家として活動をおこなう倉田翠(くらた・みど り)による展示・公演企画です。2010年、2011年と過去2度に渡って開催されてきた企画の第三弾となる今回は、2010年から本企画に参加してきた島 崇(しま・たかし)、仲谷 萌(なかたに・もえ)、映像スタッフとして参加してきた山田晃嗣(やまだ・こうし)をはじめ、新たに、劇団「夕暮れ社弱男ユニット」の御厨 亮(みくりや・りょう)、ダンスカンパニー「KIKIKIKIKIKI」メンバーの野渕杏子(のぶち・きょうこ)、フリーのダンサーとして活動をおこなう佐藤健大郎(さとう・ けんたろう)、バンド「NEW MANUKE」のメンバーの1人であり、舞台音響の方面で活動をおこなう荒木優光(あらき・まさみつ)を迎えた合計8名が「身体」 を展示する「展示」と、倉田の演出による「舞台」公演をおこないます。加えて服飾作家として活動をおこなう小梶真吾(こかじ・しんご)は、メンバーにTシャツデ ザインを提案、会期中に発表します。 倉田は「見るもの=観客」と「見られるもの=パフォーマー」といった関係を明確として、舞台上でおこなわれる事柄すべてを「虚構」に近いとされる現在の「舞台」の在り方に対し、「どんなに劇的な時間をつくり出せたとしても現実という本物には勝つことができない。実際に人と人が関係する場合に生じるあの 対等な緊張感を見せることはできないのか」といった問いをメンバーに投げかけます。 「展示」では、メンバーがギャラリー空間に滞在し、自宅の家具を持ち込んでくつろぐ、豆を煮る、居合わせた観客と会話をする、時に踊りだすなど、予測不可 能な「身体」を示し、そこに鑑賞者を含む「他者」が関わる状況を生みだすことで、観客とパフォーマーの境界を綯い交ぜとします。また「舞台」では、観客とパフ ォーマーの関係を保ちつつ、「他者」と「わたし」を巡る問いに「舞台作品」として挑みます。「展示」と「舞台」という構造が綯い交ぜに、あるいは入れ子となってギャラリー空間に交錯する時間をお楽しみください。

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「舞台公演」詳細は公式ホームページよりご確認ください。

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スケジュール

2014年02月27日 11:00 ~ 2014年03月02日 19:00

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