「村上華岳・入江波光」展
中野美術館
村上華岳「嵒峰秋晩」(1936)
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当館の日本画コレクションの主要な位置を占めるのが、村上華岳と入江波光です。大正7年、新しい日本画と芸術の創造を求めて国画創作協会が結成されました。この場において、華岳は宗教性あふれる作品を、波光は浪漫的作品を発表し続けましたが、同会解散後は、波光は母校絵画専門学校の教授として古画の模写に専念し、華岳は神戸花隈に隠栖してより精神性の高い仏画と山水画を描き、孤高の画境を貫きました。本展では、大正期から昭和前期にかけての村上華岳の作品16点、入江波光の作品11点を精選して紹介します。
<前期: 9月12日~10月13日、後期: 10月18日~11月16日>