「ワカタケル大王の時代 - ヤマト王権の成熟と革新 - 」

大阪府立近つ飛鳥博物館

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百舌鳥・古市古墳群の形成期後半にあたる5世紀後半に活躍したとされるワカタケル(雄略)大王は、 文献史料からヤマト王権の専制化を強く推し進めた大王として知られます。考古資料においても、大規模古墳の築造が 途絶える地域がみられる一方、逆にこの時期から古墳を築造する地域がみられることなどから、全国的な政治変動が あったことがうかがえます。このような動きは、伝統的な大王権力の伸展とともに、新しい制度の積極的な導入を反映したものとみられ、古代国家 形成におけるひとつの画期ととらえられるでしょう。先進的な渡来文化を積極的に取り入れ、各地の有力豪族を滅ぼしながら、ヤマト王権の勢力拡大を図ったとされる ワカタケル大王の時代を考古資料からひもときます。

[関連イベント]
講演会「『治天下大王』の支配観」
日時: 10月25日(日)13:30-15:00
会場: 大阪府立近つ飛鳥博物館地階ホール
講師: 仁藤敦史(国立歴史民俗博物館教授)
定員: 200名

講演会「古墳時代中期から後期の画期とワカタケル大王」
日時: 11月8日(日)13:30-15:00
会場: 大阪府立近つ飛鳥博物館地階ホール
講師: 和田晴吾(兵庫県立考古博物館館長)
定員: 200名

講演会「ワカタケル大王とその時代」
日時: 11月23日(月・祝)13:30-15:00
会場: 大阪府立近つ飛鳥博物館地階ホール
講師: 白石 太一郎(大阪府立近つ飛鳥博物館館長)
定員: 200名

学芸員による展示解説
日時: 10月4日(日)、10月17日(土)、10月31日(土)、11月21日(土)、11月29日(日)14:00-14:30
会場: 大阪府立近つ飛鳥博物館地階特別展示室
※詳細は公式ホームページをご確認下さい。

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スケジュール

2015年10月03日 10:00 ~ 2015年11月29日 17:00

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