「海女の島 - ルガノ文化博物館コレクション - 」

祇園新橋伝統的建造物

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フォスコ・マライーニは、人類学者、東洋学者、登山家、写真家として活躍したフィレンツェ生まれのイタリア人。1939年に初来日し、北海道大学でアイヌ研究に努め、1942年からは京都大学で教壇にも立ちました。戦後イタリアへ帰国した後も度々日本を訪れ、多くの日本に関する文章や写真を発表、世界へ日本文化を広めることに大きく貢献しました。「海女の島」は、彼が1954年に能登半島の北方に位置する舳倉島と御厨島で撮影したものです。手作りの水中カメラによって撮られた素潜り漁を行う海女たちの姿は、無垢で大らかな美しさに満ち、海に囲まれた日本独特の自然主義を象徴しているかのよう。若き日に家族と暮らした京都は、マライーニにとっても特別な場所であり、今年は京都市とフィレンツェ市の姉妹都市提携50周年を記念して開催されます。※本展はKYOTOGRAPHIEの一つとなります。

[関連イベント]
日本への愛: フォスコ・マライーニの記憶
日時: 4月19日(日)16:00-17:30
会場: 祇園新橋伝統的建造物
講師: 並木美恵子、Alessia Borellini
参加費: 無料

フォスコ・マライーニ 「海女の島」についてのトーク
日時: 5月9日(土)14:00-15:30
会場: 祇園新橋伝統的建造物
講師: フランチェスコ・パオロ・カンピオーネ、土肥秀行
参加費: 無料

※詳細は公式ホームページをご確認下さい。

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スケジュール

2015年04月18日 10:00 ~ 2015年05月10日 20:30

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