東京とNew York のアートビートも
尾形乾山は、尾形光琳の実弟で、江戸時代を代表する陶芸家として知られます。乾山は京焼の伝統を踏まえながら、広く作陶活動を展開し、琳派のデザイン性を取り入れた大胆な意匠は独創的な乾山様式として人気を博しました。本展ではMIHO MUSEUMの所蔵する乾山焼の優品を一堂に展示します。400年に及ぶ琳派の流れの中でも独自の「やきもの」を以て一際ユニークな存在となった乾山。自由で文人的ともいえるその作風は、陶芸の世界における琳派の豊かな芸術性を示すとともに、18世紀に大きな飛躍を遂げた京都の町衆文化の象徴とも位置付けられましょう。
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2015年09月19日 10:00 ~ 2015年11月23日 18:00
尾形乾山
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