「明治有田 超絶の美 - 万国博覧会の時代 - 」 展
兵庫陶芸美術館
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江戸時代初期､日本で最初に磁器づくりに成功した有田では､国内にとどまらず､ヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了する華やかで精緻な製品を数多く制作してきました。明治時代が始まると、有田焼は明治政府により殖産興業製品として位置づけられ、革新的な有田焼が創出されます。このような作品は、1873（明治6）年のウィーン万国博覧会をはじめ、世界各国で開催された博覧会で高い評価を受けました。巨大な花瓶や再現不可能と言われる細密描写には、明治というエネルギッシュな時代の雰囲気が表れています。 本展では、明治時代の有田をリードした香蘭社や精磁会社を中心に、万国博覧会への出品作品や皇族・華族が使用した洋食器、それらの元となった図案類など計154点を展示し、明治有田の超絶の美を紹介しています。
メディア
スケジュール
2016年03月19日 10:00 ～ 2016年06月05日 19:00
開館時間: 3月19日(土)～3月31日(木) 10:00～18:00、 4月1日(金)～6月5日(日) 10:00～19:00 ※4月29日(金・祝)～5月5日(木・祝) 10:00～21:00