辰野登恵子の軌跡―イメージの知覚化―

BBプラザ美術館

poster for 辰野登恵子の軌跡―イメージの知覚化―
1999年 油彩・キャンパス 130.0×160.0 個人蔵

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一昨年に急逝された辰野登恵子(たつのとえこ)(1950-2014年)の画業を辿る展覧会が開催されています。辰野登恵子は、70年代、タイルの壁などから着想した格子状やストライプの線の連続と反復を基にして、線描の強弱や僅かな滲みなどにより生まれる差異の形象化を、版画やドローイングなどに試しており、当時のポスト・ミニマリズムの動向にも関心を寄せながら、絵画というメディアの復帰へ果敢に挑戦しています。1995年には史上最年少の45歳で東京国立近代美術館での個展が開催され、翌年に第46回芸術選奨文部大臣新人賞を受賞、さらには2013年に第54回毎日芸術賞を受賞するなど、今日の現代絵画シーンを代表する画家として高く評価され、今後の展開が期待されているなかで、絵筆を措かざるを得なくなったことは返すがえす残念でなりません。本展が、絵画と版画の往還から、自己の絵画観や版画観を追求しつづけてきた辰野登恵子の約40年にわたる画業を辿る機会です。

[関連イベント]
ワークショップ「かたちでないかたち・いろでないいろをつくろう!」
日時: 8月21日(日) 13:30~16:00
場所: BBプラザ内
講師: 善住芳枝 (画家)
対象: 主に小学生、20名(要申込)
参加費: 500円

※詳細は公式ページよりご確認ください。

メディア

スケジュール

2016年07月05日 10:00 ~ 2016年09月19日 18:00
月曜日は休館

アーティスト

辰野登恵子

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辰野登恵子の軌跡―イメージの知覚化―

具象とか抽象とか絵画とか版画とかどうでもいいから

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